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SONY DIGITAL AUDIO TAPE-CORDER TCD-D7

ウォークマンプロフェッショナルの老朽化と、コンパクトカセットの性能への不満から、次は当然デジタル録音機の出番となるわけです。
で、当時(今も)金欠病の僕は(これまた当然)中古で購入しました。(秋葉原で3万ぐらいだったかな)
44.1KHzサンプリング録音なんて使わないと思っているので、買い換えなんて考えていません。金も無いし。
必要になれば、サウンドカードのデジタル入力からサンプリングレートコンバートすればいいわけだし。
(でもデジタル接続できないのよ、専用コード持っていないから…)


真正面と真裏。
操作ボタンが上面にあるので、慣れないと手探りでボタンは押しにくいです。
慣れてしまえばボタンの形が結構違うので、間違うことは無いと思います。
手探りじゃなくても、見た瞬間に何のボタンか分かることは大切だと思いますので。


入力関係は充実してます。
が、やっぱりデジタル入出力が専用コネクターなのはいただけませんね。
高価な専用コードを購入しない限りデジタルでの入出力ができません。
その点、アイワのポータブルDATはステレオミニジャックで良かったな。(もっともこちらは僕の嫌いな専用電池ですが・・・)


ヘッドホン出力の調整は電子ボリュームです。
何となく普通のスライド式抵抗の方が使いやすい気がします。(ウォークマンプロフェッショナルみたいな)
しかし、ノイズの小さい可変抵抗はびっくりするぐらい高価で、当然こんな機械に採用されるはずないですよね。
FETを使った電子ボリュームの方が信頼性、コストの点で良いのかも。リモコンも使えるし。
スライド式ボリュームなんだけど電子ボリューム、でも良い筈ですけどね。
AVLS?使ったこと無いです。


電源は単三4本、または外部電源。
DCジャックは6Vの極性統一型。
アルカリ電池での録音は結構持ちます。2時間は余裕です。(カタログ値は最大4時間)


大きさの比較をすると大きくも無く小さくも無くといったところでしょうか。
あまり小さくても使い難いし。


表示パネルの裏にはELバックパネルがついているので、”LIGHT”ボタンを押せばこんな風に光ります。
が、確実にノイズ源になるでしょう。ノイズを少しでも減らしたければ、懐中電灯って手もあります。


ふたを開けてヘッド周りを見ています。
小さいヘッドですねー!
このヘッドのおかげでこんな小さい機械が出来たのでしょうか。
でもいつも思うんですけど、DATってキャプスタンとかピンチローラーとかってクリーニングしなくて良いの?っと思ってしまいます。
走行系やヘッドはクリーニングテープ(湿式)で良いとしても、キャプスタン、ピンチローラーはクリーニングできないでしょう。
僕はやっぱり綿棒で優しくこすっています。


やはり民生用途で生録するのなら性能的にDATが一番でしょう。
アナログテープでは絶対出せない性能が、こんなコンパクト(で安価)な機械で出来てしまうのですからね。
16bitってことはダイナミックレンジが約98dBもある訳ですが、それに見合った性能のマイクが(安く)あれば良いのに…
もっともD7自体は87dB程度ですが。
なんだかDATも滅びそうな勢いですが、代わりのものが無い以上使いつづけますよ。たまにですけど…


以前、こんなエラーが出てしまいました。
テープを入れたままでしばらく操作をしないとドラムからテープをアンローディングして待機状態に入ります。
次に使おうとして動かした時にこの状態になりました。
どうやら、テープのローディングもしてない模様です。明らかに機構部分の故障です。
こんなの、旅先の、しかも電車の中じゃどうしょうも無いって事でこのエラーが出た以降は録音できませんでした。
このままメーカーに出しても良いのですが、実は以前同じような症状で修理したことがあってその時にメカ部分の交換をしています。
でもまたなってしまったってことは・・・どこかが渋くなって動かないのかなぁ、グリスが寒くて硬くなって動かないのかなぁ、と考えました。
渋くて動かないなら、動かしてしまえって!ということで少しばらしてみました。


ネジをばらし、フラットケーブルをはずします。
ハンダ付けされているコードも半田ごてを使ってはずすと完璧なんでしょうけが、今回は面倒くさくなってはずしていません。
すると、この位しか開きません。


ドライバーの先のあたりのギアのかたまり(シーソーみたいに動いて力を伝える)をやさしく動かしてみますと見事復活!しました。
写真では判りづらいかもしれません。もう少しのぞいた写真があるといいのですけど。

安物のポータブル機ですからね、摩擦を利用してギアの伝わる方向を決めているのでしょうか?
良くわかりませんが・・・。
しかしこれでは根本的な解決になっていませんね。
今度本格的にばらしたときにもう少し考えてみます


うーん、高密度。
旭化成の1bitA/DにB・BのD/Aですね。きっと。
(2001/02/19)

SONY TCD-D7 主な仕様
 
 録音時間  標準120分、長時間240分(DT-120にて)
 サンプリング周波数(Fs)  48kHz、44.1kHz、32kHz
 量子化  標準:16bit直線 長時間:12bit非直線
 周波数特性

 標準

Fs48kHz 20〜22 000Hz(±1.0dB)
Fs44.1kHz 20〜20 000Hz(±1.0dB)
Fs32kHz 20〜14 500Hz(±1.0dB)

 長時間

Fs32kHz 20〜14 500Hz(±1.0dB)
 S/N比  標準:87dB以上、長時間:87dB以上(1kHz IHF-A、22kHz LPF、ライン入力)
 全高周波ひずみ率  標準:0.008%以下(1kHz、22kHz LPF、ライン入力)
 長時間:0.09%以下(1kHz、22kHz LPF、ライン入力)
 入力端子  MIC(入力インピーダンス4.7KΩ、最小入力レベル0.4mv)
 LINE IN(入力インピーダンス47KΩ、基準入力レベル500mv、最小入力レベル0.4mv)
 出力端子  PHONE(出力インピーダンス27Ω、最大出力レベル5mw+5mw、負荷インピーダンス32Ω)
 LINE OUT(出力インピーダンス27Ω、規定出力レベル500mv、負荷インピーダンス10kΩ以上)
 電池持続時間  ソニー単三形アルカリ乾電池LR6/AM3 連続再生時 約3.5時間、連続録音時 約3(4*)時間
 ソニー単三形充電式電池NC-AA 連続再生時 約2時間、連続録音時 約1.5(2*)時間
(*…ヘッドフォンやアクティブスピーカをPHONE/LINE OUTジャックに差し込んでいない時)
 消費電力  1.2W
 質量  約500g(乾電池含む)
 (SONY TCD-D7取扱説明書より抜粋)
2003/04/01 製作加筆

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